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奨学金(旧育英会)の利息は高いのか?調べたら良心的な制度だった。

近年、奨学金破産がニュースなどで度々取り上げられ、ネット上でも話題になっています。

奨学金に対して批判的な声を見かけることもありますが、果たして批判されるような制度なのでしょうか?

今回改めて調べてみると、学生の選択肢を広げることができる良心的な制度だと思いましたのでまとめて見たいと思います。

 

 

1.そもそも批判されている奨学金って何?

ニュースなどで時々批判されるのは、JASSOが行なっている貸与型奨学金の内、利子付きの第二種奨学金です。

昔は育英会という名前でしたが、今はJASSO(日本学生支援機構)という名前になっているようです。

JASSOのホームページによると学生の2.6人に1人がJASSOの貸与型奨学金を活用しており、そのうち約7割が利子付きの第二種奨学金だそうです。

 

2.第二種(利子付き)奨学金の特徴。金利は高いのか?

では第二種奨学金は具体的にどのような仕組みなのでしょうか。特徴をまとめてみました。 

①間口が広い

第一種の奨学金は成績が優秀でなければ受けることができませんが、第二種であれば親の年収が高くなければ基本的に借りることができるようです。

JASSOの理念が下記の通り、教育の機会均等を理念としているので間口を広くしているのですね。

日本学生支援機構の奨学金貸与事業は、教育の機会均等の理念のもと、意欲と能力のある学生等が、自らの意志と責任において大学等で学ぶことができるよう、国の重要な教育事業として実施されています。

 

②金利は他の借入手段に比べて破格の安さ

金利は下記の表の通り、固定金利で0.2%、変動金利だとなんと0.01%となっています。

住宅を担保にできるので金利が安い住宅ローンの変動金利ですら安くても0.5%ですから如何に良心的な金利設定かは説明するまでも無いですね!

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それに加えて市場の変動に伴い、市場の金利が上昇したとしても、第二種奨学金の利率は最大で3%になっています。

現在の低金利の状況では利率が3%になることはまず考えられないですが、仮に急激なインフレが起きたとしても、3%以上の金利にはならないので借り手が非常に有利な制度となっています。

 

 ③学生の間は利子がつかない

さらに普通の借入れと異なり、在学中は利息が発生しません

普通の借金であれば借りた瞬間から利息が発生するのが当たり前ですからこれはすごいことですよね。

 

3.問題は奨学金制度ではない

①JASSOの奨学金がなくなったら困るのは、大多数の真面目な学生。

説明した通り奨学金の仕組みは非常に借り手優位であり、批判されるようなものではないと思います。

 もしもJASSOの奨学金がなければ、民間の金融機関から借り入れを行わないといけなくなるので、より高い金利を支払う必要があります。

さらに一般的には民間の方が、審査が厳しいのでそもそも貸してくれなくなる可能性があります。

そうなると困るのは、お金はないけど学習する意欲のある真面目な学生です。

②高騰する学費が問題

一方で国立大学の学費も今では年間60万円、私立の大学だと文系でも年間100万円と高騰していることが問題です。

社会保険料の増加でサラリーマンの手取りも下がり続ける中、大学の学費は上がり続けておりこのことがそもそもの原因だとおもいます。

 

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まとめ

奨学金は想像していたよりも遥かに良心的な制度でした。

余談ですが高校生の頃は借金という言葉に抵抗があり全く制度について調べていませんでしたが、学生時代にバイトに費やさず、奨学金を借りてその分勉強しといたほうが賢い選択肢だったような気がします。

 

高校生のうちに金融リテラシーを身につける機会があればまた違った学生生活を送れたのではないかと思いつつ終わりにしたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。